みなさん、こんにちは!
アディーレの岩沙です。
朝日新聞デジタルに、「ワタミに初の労働組合 ブラック批判受け」
との記事が載っていました。
http://www.asahi.com/articles/ASJ6J4WTSJ6JULFA01
記事によると、居酒屋チェーン大手のワタミで初めて労働組合が結成され、グループの正社員約2千人と、アルバイト約1万5千人の大半が入った。1984年の創業以来、企業別労組はなかったとのことです。
労働組合は労働者が団結して、賃金や労働時間などの労働条件の改善を図るためにつくる団体です。労働者が団結し、使用者と団体交渉を行い、ストライキ等の団体行動をする権利は、憲法第28条で保障された基本的な権利です。
このように労働者の権利を守る重要な団体なのにもかかわらず、日本ではあまり普及していません。
労働組合組織率は,1949 年に55.8%を記録したあと,1950 年代から70 年代半ばまで30%代前半で推移していました。しかし,1973 年の第一次オイルショックとその後の「減量経営」によって正社員の増加が抑えられたため,1975 年以降低下を続けており,組織率はなかなか上昇しないんです。
ワタミでは、これまでは社員アンケートで労務状況を把握してきましたが、労組結成により、組合員の声が直接届くことに期待しているとのこと。
ブラック企業の烙印を押されてしまったワタミ。
労働環境の改善及びイメージ回復を頑張って欲しいものです。