みなさん、こんにちは!
アディーレの岩沙です。
朝日新聞デジタルに
「農協正職員の3分の2が提訴 残業代3億円請求 岡山」
との記事が載っておりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00000
記事によると、津山市の農協で、多くの職員が未払いの残業代の支払いを求める訴訟を起こす異例の事態になっている。正職員の3分の2にあたる200人超、求める残業代は約3億円にのぼる。とのことです。
農協は、日本全国の農家をサポートする団体です。組織としては株式会社ではなく、協同組合という形態をとっています。
もちろん協同組合だとしても残業代を支払わなければならないのは当然です。
今回は200人で3億円を請求しているのですが、平均すると1人当たり150万円になります。請求額が100万円に満たない案件も多い中、少し高めの金額ですね。残業時間がかなり多かったのでしょう。
農協のキャッシュフローはわかりませんが、他の地区の農協でも同じような残業代請求が次々と起こったら大変でしょうね。
残業代を支払っても団体を維持できるような体質にならないと農協の今後は厳しいでしょう。